怪談の深みに遊ぶ┃百物語の館・怪談文芸研究会シンポジウム
日程:2024年11月23日(土) 14時~17時半(開場13時半)※多少前後する可能性がございます。
会場:顕本法華宗総本山 妙満寺 講堂
入場料:1500円(宝物殿・雪の庭などの拝観料込)当日受付
【前半】研究者たちによる怪談トーク
司会・コメント:堤邦彦(京都精華大学 名誉教授)
トーク:鈴木 堅弘(京都市立芸術大学 日本伝統音楽研究センター 特別研究員)
「歌舞伎狂言『東海道四谷怪談』の提灯抜けの演出はどこから来たのか?
― 絵図からよむ〈からくり道成寺〉と〈提灯の幽霊〉をつなぐ視点 ―」
朴美暻(平安女子学院 准教授)
「韓国のドラマシリーズ『伝説の故郷』と韓国の幽霊表象」
井上真史(京都ガイド・怪談史研究家)
「小野不由美『残穢』に至る怪の道〜首を吊らせるモノたちの系譜〜」
【後半】 怪談朗読
怪談師:高杉詩香・亀山笑子
「宇治の橋姫」
「湖を渡る女」
「牡丹灯籠」
「安珍清姫」
叙情、風景、季節感。怪談に込められた「美意識」を、民俗や芸能、映画、美術など、それぞれの研究者の視点で語ります。
深みを覗けば、怪談はもっとおもしろく、おそろしい。
ほら、今も深みから何かが手招いてる。